一万本の蝋燭をつけ、世界の幸福を祈祷す
この時、霊隠寺住職の光泉大和尚は次のように開示した。「今回のキャンプの主旨である『慈悲、包容、感恩」は仏教の根本的な価値観の一つである。慈悲とは人と人が付き合い、物を取り扱う時欠かせない精神的素養である。多次元文化が共存している現代、社会においても家庭においても、包容が多ければそれだけ煩悩が少なくなる。伝統文化の一部としての仏教は仏陀の慈悲と智慧を多くの人々に知らせ、人々を実践に向かわしめるのを目的としている」。
貢献をするメンバーたち
メンバーたちが写経した『心経』
霊隠寺では今年の夏休み中、二回にわたって「禅行天下キャンプ」を挙行した。参加者たちは禅宗寺院の生活、禅宗実践を体験し、守るべき寺院のマナーを知り、正信正見(合理的知性に基づいて確信すること、欲望から離れた清らかな心で、物事の本質を見ること)を樹立した。そして、禅宗、仏供養、聞法、灯供養、朝晩の勤行など多種多様な宗教生活の様式の中、仏法僧の三宝の暖かさに溶け込んだ。
14956 人数